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http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20121205-OYT8T00767.htm
ランチに「近大マグロ丼」…うめきた出店概要
近畿大水産研究所で育った全長２・５メートルの完全養殖マグロの模型を披露する近畿大の世耕理事長（左から２人
目）ら（大阪市で）
近畿大学は３日、「うめきた・グランフロント大阪」に出店する「近大マグロ」（クロマグロ）など養殖魚の専門料理店
「近畿大学水産研究所」の概要を発表した。
来年４月下旬に開業する。運営はサントリーの子会社に委託し、近大の水産研究所（本部・和歌山県白浜町）で育て
た養殖魚や地元・和歌山の食材を使ったメニューをそろえる。
グランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」の６階、約２２０平方メートルに出店する。約１００席で、カウンター
席や個室も設ける。養殖魚は実際の研究所から直接運び入れ、昼はマグロ丼、夜は刺し身などを主要メニューにする。
百貨店などで販売されている近大マグロは高価だが、「一般的な天然物マグロを使った料理と同程度の価格にとどめ
る」（近畿大）予定だ。
マグロの解体風景を店頭で披露したり、素材のまま客のもとに運んで調理方法を選んでもらったりするなど見せ方に
もこだわる。記者会見した世耕弘成・近畿大理事長は「天然物よりもおいしいと自負する味を楽しんでいただくことで、
研究力の高さを伝えたい」とＰＲした。
（2012年12月5日 読売新聞）
